日本が非常任理事国に!驚きの現在のメリットとは?

日本が非常任理事国に選出されました。
その現在のメリットを確認する前に、非常任理事国とは何かサクサクサクっと確認をしましょう。
まず国際連合には安全保障理事会というものがあります。
ちなみに安全保障理事会とは、国際連合の中で最も大きな権限を持っている機関です。
その安全保障理事会は、常任理事国と非常任理事国で成り立っています。
何か決め事をする時には、常任理事国5カ国(アメリカ・フランス・イギリス・ロシア・中国)全てが賛成しなければなりません。
その常任理事国に対して助言をできるのが非常任理事国というわけです。
その非常任理事国に日本が選ばれたというわけです。
非常任理事国は10カ国選ばれます。
任期が2年で1年ごとに半数が改選されます。
ちなみに、常任理事国は改選がありません。
大体、常任理事国・非常任理事国についてご理解頂けたでしょうか?
では今回日本が非常任理事国に選ばれたことによるメリットをみていきましょう!
日本が非常任理事国に選出!
今回のニュースをYahooニュースでは取り上げているのか見てみましょう。
多分読みにくいので流し読みで大丈夫ですよ。笑
【ニューヨーク草野和彦】国連安全保障理事会の非常任理事国5カ国の改選投票が15日午前(日本時間同日深夜)、国連総会(加盟193カ国)で行われ、日本が選出された。日本の安保理入りは2009~10年以来で、史上最多の11回目となる。任期は来年1月から2年間。
安保理は、加盟国に対して法的拘束力を持つ決定を行い、経済制裁や武力行使という強制措置を取ることもできる唯一の機関。日本は、北朝鮮の核問題やシリア内戦、国連平和維持活動(PKO)展開などの重要課題で、安保理の意思決定に直接関与することになる。
また、安保理改革の政府間交渉が年内にも再開される予定。日本は安保理メンバーとして実績を上げ、常任理事国入りに向けてアピールしたい考えだ。
非常任理事国は10カ国で、毎年半数が改選される。5地域グループごとの枠数があり、日本はアジア枠(改選1)からの選出。日本は当選に必要な投票総数の3分の2以上にあたる184票を獲得した。日本以外には、アフリカ枠(同2)からエジプトとセネガル▽東欧枠(同1)からウクライナ▽中南米枠(同1)からウルグアイが選ばれた。今回はいずれの地域グループも対立候補がなく「無風」選挙だった。
引用:YAHOO!JAPANニュース
ニュースの詳細が書かれていますが、今回日本が選ばれたことによってどんなメリットが生じるか分からない人もいるかもしれません。
ニュースをサクっと確認するだけならこういった情報はすごく便利なんですけどね。
では、どんなメリットがあるかについて僕がわかりやすく噛み砕いていきたいと思います!
Sponsored Link
日本が非常任理事国に選ばれたことによるメリット1
日本が非常任理事国に選出されたことにより、国際社会で発言権が得られるようになりました。
そもそもの決定事をするのは常任理事国(アメリカ・フランス。イギリス・ロシア・中国)なんですが、常任理事国は非常任理事国の意見や提案を聞き入れなければならないのです。
これは世界で決められていることなので、絶対です。
こういった世界の決め事に対して、適切な意見を述べる事が出来れば間違いなく日本の信頼性が上がります。
まあ逆に言えば、無責任な意見を述べれば信頼を落としてしまうことになるんですがね・・・。
これはメリットでもありデメリットでもあるかもしれません。
でも上手に活用できれば、相当なメリットになるのではないでしょうか。
ぜひぜひ上手にやってほしいですね。
日本が非常任理事国に選ばれたことによるメリット2
さらにもう一つ、日本が非常任理事国に選出されたことによるメリットを見ていきたいと思います。
それは世界における重要な情報を、非常任理事国に選出されていない国よりも早くゲットできることです。
これは非常任理事国による特権と言ってもいいですね。
こういった情報を上手に活用して、日本を良い方向に導いてほしいものです。
この2つが日本が常任理事国に選出されたことによるメリットです。
出来るだけ噛み砕いて書いたつもりです。
ご理解いただけたら僕も嬉しいです。
スポンサーリンク